こうの史代著『ぼーるぺん古事記』(平凡社)

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「木ノ下裕一オススメの古典芸能にまつわる本を紹介する企画。
いま読むべき一冊を木ノ下が一言で紹介します!」
(第一回から第二十回はビギナー必見!入門書特集)

古典と現代人の仲を取持つ、魔法の本。

こうの史代著『ぼーるぺん古事記』(平凡社)

まず冒頭を開いてみてください。小さな字で、漢字ばかり並んでいて、暗号みたいですね。これは、古事記の原文(漢文)なんです。そのあと、漫画を読んでみてください。吹き出しの言葉も全て古事記の原文(読み下し文)ですが、漢文よりは随分と読みやすくなりましたね。意味のわかりづらいところは、註釈と絵と想像力で補いつつ焦らずゆっくり頁をめくってくださいね、きっと古事記の世界に引き込まれますから!そして、全て読み終わったら、また冒頭の漢文ページに戻ってきてください。あら不思議、おぼろげながら意味がわかるようになるでしょ。本書は、古事記を原文で、それも楽しみながら読めるようになる魔法の本なのです。

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