【学校ごっこ】いよいよ開幕!前半戦のおすすめポイント

いよいよ開幕!キノカブの学校ごっこ。
前半戦の見どころについて、木ノ下からコメントが到着しました!!

11/9 19:00 桂吉坊 木ノ下裕一 ふたり会 凸凹伝芸教室@すみだ 出演:桂吉坊/木ノ下裕一
新進気鋭の上方落語家・桂吉坊さんの落語一席と、木ノ下の歌舞伎講座がセットになった2度美味しい(?)会です。落語はなんと『足上がり』!鶴屋南北の名作『東海道四谷怪談』蛇山庵室の場が噺の中で再現される芝居噺です。芝居噺に定評のある吉坊さんの熱演をお楽しみください。
当然、木ノ下は『四谷怪談』についてレクチャーします。四谷怪談といえば木ノ下歌舞伎旗揚げの演目ですし、その後は2度も6時間の全幕通し上演をしましたから、キノカブ所縁の、大変思い入れの深い演目です。かなりマニアックなお話も出来るのではないかと楽しみにしております。
最後は、吉坊さんと木ノ下の座談。四谷怪談を肴に、言いたい放題、これまたマニアックに喋りますよ。『足上がり』の芸談も聴いてみたいと思います。こちらも、四世米團治師匠から米朝師匠へ、そして吉坊さんの師匠の吉朝師に伝わった所縁の演目でもありますから。

11/10 11:30 木ノ下の勝手に古典芸能史第一講 「アバンギャルド≒能」
能の誕生過程から話をはじめたいと思います。たとえば奈良時代の芸能・散楽など。これらの芸能がやがて、能(猿楽)へと変化していきました。本講座は、全4回の連続長講ですが、そのはじまりにふさわしく、能以前からのスタートです。
そのあと、能を現在の原型にまで練り上げた世阿弥らの話、能舞台に隠されたヒミツ、そして、現代人の眼には〝前衛的〟にすら映る演出の数々をご紹介します。ビギナー必聴の講座になるといいなぁ!

11/10 13:50 歌舞伎のなかの現代、現代のなかの歌舞伎 講師:日置貴之
日置氏は私(木ノ下)が最も信頼してる歌舞伎研究者のお一人です。彼の論述は、確固たるアカデミズムに裏打ちされながらも、挑戦的で、歌舞伎が常にコンテンポラリーな(同時代的な)、揺れ動く演劇であることを思い出させてくれます。
そのようなバランス感覚を持ち、かつフラットに歌舞伎を語ることのできる彼に、歌舞伎がいかに社会的な影響を受けつつ、同時代の事件や出来事を取り込んできたかを解き明かしてもらおうと思います。後半は、木ノ下も対談相手として参戦するつもりです。

11/10 16:00 木ノ下流・補綴演習~入門編~講師:木ノ下裕一
キノカブ初の試みです。普段は一人暗い部屋でコツコツやっている台本編集の作業(補綴)を、少しだけ皆さんと一緒に体験したいと思ってます。とはいっても、歌舞伎台本をいきなり補綴する時間はありませんから、まずは、古典の読解方法から。
和歌などの短いテキストを取り上げて、皆さんと精読、そして現代語訳にチャレンジします。経験不問、お気軽な気持ちでお越しください。必ずや古典が少し身近に感じられてきますから。

11/11 11:30 木ノ下の勝手に古典芸能史 第ニ講 「センチメンタル≒狂言」
能の続き、狂言です。能と狂言は双子の兄弟のようなもの。かつては「能楽」という同じ家に住んでおりました。しかし、この兄弟、性格が全く違います。本講座では、狂言の成り立ち、性格、その多面的な魅力をご紹介します。
狂言は一般に「喜劇」と解されていますが、現存する日本最古の会話劇、それも庶民を主人公とした芝居が喜劇なだけなわけがありません。当然、そこには、市井で生きる人間の強さ、弱さ、狡さ、そして愛らしさが、ぎっしり詰まっているのです。

11/11 13:50 隅田川の映してきたもの 講師:児玉竜一
児玉先生は私(木ノ下)が最も敬愛する歌舞伎研究者のお一人です。その先生に、墨田区ゆかりの歌舞伎講座をお願いしました。隅田川はさまざまな文学、芸能、絵画などで描かれてきた、いわば「物語のトポス」ですが、
ことに江戸の人々の眼にはどう映っていたのでしようか。この講座、企画者の私が一番ワクワクしているかもしれません。

11/11 16:00 義太夫の名盤を聴く 講師:木ノ下裕一(助手・山道弥栄)
企画してみたものの、さて困りました。紹介したい名盤が多すぎるのです。目下、選曲中なのですが、抜粋で紹介したとしてもとても100分では収まりません。それくらい力を入れて内容を練っています。
義太夫が録音技術によって記録されるようになったのは近代のこと。本講座では、名人の芸に耳を傾けると同時に、近代義太夫史への理解も深めていきたいと考えています。また、木ノ下歌舞伎のメンバーであり、幼少の頃から義太夫三味線を習う山道氏にも聞き役として手伝ってもらいます。

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