【学校ごっこ】終了しました。後半戦レポート公開!

キノカブの学校ごっこ、終了いたしました。
たくさんのご来校、ありがとうございました!!
後半戦のレポートを公開します。

【特別講義】
16日(金)には木ノ下歌舞伎『勧進帳』映像上映会を開催いたしました。11月頭にはパリ公演も実現した同作。上映のあとには木ノ下によるパリ公演の思い出話や創作にまつわる裏話も飛び出し、あっという間の2時間でした。

【3日目振り返り】
平日をはさみ、学校ごっこ3日目も木ノ下による「木ノ下の勝手に古典芸能史第三講 [メタフィクション≒文楽]」からスタートしました。

文楽の三業(太夫・三味線・人形遣い)の運命的な出会いを発端とする人形浄瑠璃史を始め、鑑賞時のおすすめポイントも伝授。人形遣いによる遣い方の比較を楽しむだけでなく、現行上演と映像用に撮影された文楽作品の比較を通して文楽人形がただの人形に見えるか、また人間を超えた存在に見えるか、というかなりマニアックな視点からの鑑賞を通して、実践的に味わう文楽の奥深さを学びました。

2限目の藤浪小道具株式会社による小道具ワークショップ「歌舞伎小道具のヒミツ」 では、実際に使用されている仕掛け物の小道具を体験したり、教室を大店の店先やお座敷に見立ててそれに合う小道具を飾り付けてみたりと、小道具と触れ合う楽しい時間となりました。

3限目の太田記念美術館主幹学芸員・渡邉晃氏による「描かれた歌舞伎」では、主に鳥居派・勝川派・歌川派の絵師たちによって残された芝居小屋や役者絵の移り変わりを学ぶだけでなく、双六や疱瘡絵などの幅広いジャンルの浮世絵も同時に知ることのできる貴重な機会となりました。


撮影:bozzo


撮影:bozzo

【4日目振り返り】
最終日も「木ノ下の勝手に古典芸能史第四講[コンテンポラリー≒歌舞伎]」にて幕開け。出雲阿国によるかぶき踊り発生からの400年余りの歴史を江戸・京・大坂の横軸と近松・南北・黙阿弥の縦軸で100分にギュッと凝縮した、まさに“早わかり”の講座でした。

2限目の小林昌廣氏による「歌舞伎批評を〝批評〟する」では、三木竹二や三宅周太郎、戸板康二などの歌舞伎批評家たちの芝居や役者に対する姿勢の違いを劇評を読み解いて学びました。小林氏ならではの身体論も展開され、歌舞伎やひいては古典芸能全体を楽しむことに改めて光を当てた時間となりました。


撮影:bozzo


撮影:bozzo

【学校ごっこ|卒業式】
通し受講者の皆さま対象の質疑応答会ののち、卒業式を行い、「キノカブの学校ごっこ」は名残惜しくも閉校となりました。たくさんのご来校、誠にありがとうございました!


撮影:bozzo

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