木ノ下歌舞伎 [KINOSHITA・KABUKI]

■歴史的な文脈を踏まえた上で現行の歌舞伎にとらわれず新たな切り口から歌舞伎の演目を上演し、歌舞伎と同時代の舞台芸術を取り巻くムーブメントの惹起を企図する。あらゆる角度から歌舞伎にアプローチするため、木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するという体制で、京都を中心に2006年より活動を展開。

■京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科出身の木ノ下裕一[主宰]、杉原邦生、木村悠介の3人で企画・運営を進めている。

木ノ下裕一 [kinoshita-yuichi]
木ノ下歌舞伎・主宰/原案・監修

■小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に、その日から独学で落語を始める。落語を介在に歌舞伎、文楽、能、狂言などの古典芸能への関心を広げ、その後、古典を中心として様々な舞台芸術を鑑賞していくと同時に、日本の古典芸能の再生と活性の模索という研究テーマを見出す。

■08年より、京都造形芸術大学大学院芸術研究科修士課程に在籍。

■これまでの主な活動に、06年10月木ノ下歌舞伎『四・谷・怪・談』(作:鶴屋南北)補綴・演出、07年11月卒業制作公演『トロイアの女』(作:エウリピデス)演出、などがある。

杉原邦生 [sugihara-kunio]
「三番叟」演出・美術

■京都造形芸術大学大学院 芸術研究科博士課程在籍。

■同大学映像・舞台芸術学科在籍中より、演出・舞台美術を中心に活動。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット、プロジェクトでの演出活動を行っている。2003年6月teuto vol.2『アドア』(作:吉澤祐太)で初演出。2004年、自身が様々な作品を演出する場として、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。

■これまで、2004年6月KUNIO01『ペリカン家の人々』(作:ラディゲ)、2006年12月
KUNIO02『ニッポン・ウォーズ』(作:川村毅)を上演。2008年、伊丹市立演劇ホールAI・HALLとの共同製作事業“Take a chance project”アーティストに選出され、2008年2月KUNIO03『椅子』(作:E・イヨネスコ)を上演。主演にダンスカンパニー「山海塾」ダンサー・岩下徹氏を迎えた。

■歌舞伎演目上演の新たな形を提示する“木ノ下歌舞伎”には2006年5月『yotsuya-kaidan』(作:鶴屋南北)での演出をきっかけとして企画にも参加。これまでに2作品を演出。

■その他主な作品に、2006年6月teuto vol.4『ソーグー』(作:吉澤祐太/振付:芦谷康介)、2006年11月リーディング公演『パーマネント・ブレイン・ダメージ』(作:リチャード・フォアマン)など。

■こまばアゴラ劇場が主催する舞台芸術フェスティバル「サミット」ディレクターに、「冬のサミット2008」より就任。

■KUNIO'WEB http://kunio.vis.ne.jp/