木ノ下歌舞伎 [KINOSHITA・KABUKI]

歴史的な文脈を踏まえた上で現行の歌舞伎にとらわれず新たな切り口から歌舞伎の演目を上演し、歌舞伎と同時代の舞台芸術を取り巻くムーブメントの惹起を企図する。あらゆる角度から歌舞伎にアプローチするため、主宰・木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するという体制で、京都を中心に2006年より活動を展開している。

木ノ下裕一 [kinoshita-yuichi]
木ノ下歌舞伎・主宰

小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時にその日から独学で落語を始める。古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学び、古典作品上演の演出や監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を立ち上げる。08年より、京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 修士課程に在籍。木ノ下歌舞伎では06年10月『四・谷・怪・談』(作:鶴屋南北)、また「菅専助―見知らぬ作家―」として08年12月『摂州合邦辻』(作:菅専助、若竹笛躬)、09年6月『桂川連理柵』(作:菅専助)を演出。その他の演出作品に07年11月『トロイアの女』(作:エウリピデス)がある。

杉原邦生 [sugihara-kunio]

■京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 博士課程 在籍。同大学 映像・舞台芸術学科在籍中より、演出・舞台美術を中心に活動。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット,プロジェクトでの演出活動を行っている。人を喰ったような生意気さとポップなバランス感覚を兼ね備えた演出が特長。2004年、自身が様々な作品を演出する場として、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げ。木ノ下歌舞伎には、06年5月『yotsuya-kaidan』(作:鶴屋南北)の演出をきっかけに企画にも参加。これまでに『yotsuya-kaidan』のほか、07年4月『テラコヤ』(作:竹田出雲ほか)、08年5・8月『三番叟』(振付:芦谷康介)を演出。また、06年10月『四・谷・怪・談』、08年12月『摂州合邦辻』(ともに演出:木ノ下裕一)の舞台美術も担当。

■こまばアゴラ劇場が主催する舞台芸術フェスティバル〈サミット〉ディレクターに「冬のサミット2008」より就任。

KUNIO'WEB http://kunio.vis.ne.jp/