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桂吉坊(かつら・きちぼう)
昭和56年兵庫県西宮市生まれ。平成11年1月10日に桂吉朝に入門
同年3月14日「岡町落語ランド」において「東の旅〜煮売屋」で初舞台
平成12年4月から三年間 桂米朝のもとで内弟子修業
平成19年 G2プロデュースの舞台「地獄八景 浮世百景」出演
平成20年公開映画「能登の花ヨメ」出演
平成23年咲くやこの花賞大衆芸能部門受賞
平成26年繁昌亭大賞奨励賞受賞
ペンネーム城井十風 として、第一回あべの歌舞伎晴の会「浮世咄一夜仇討」脚本など。舞踊を山村流 山村友五郎、鼓を大倉流 大倉源次郎に師事。東京大阪で開催する吉坊ノ会(今年は11月28日大阪近鉄アート館・12月7日東京渋谷伝承ホール)をはじめ、古典芸能の解説・ナビゲーター、平成30年7月 国立劇場にてインド舞踊と日本舞踊五耀會の創作舞踊劇「ラーマーヤナ」の案内も勤める。 |
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日置貴之(ひおき・たかゆき)
白百合女子大学准教授
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。江戸時代末期から明治時代を中心に歌舞伎を研究している。著書『変貌する時代のなかの歌舞伎 幕末・明治期歌舞伎史』(笠間書院、2016年)、『近世日本の歴史叙述と対外意識』(共著、勉誠出版、2016年)など。 |
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児玉竜一(こだま・りゅういち)
早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長
昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早大助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』、共編著に『カブキ・ハンドブック』、『映画のなかの古典芸能』など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長。 |
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藤浪小道具株式会社
歌舞伎、演劇、舞踊用として、鎧や太刀から蒔絵を施した調度品まで豊富な在庫を有して、演目に合わせ劇場現場に提供。
テレビのドラマやバラエティー用として椅子や机といった家具から小さな調度品に至るまで膨大な小道具を保有して、時代背景等に合致した小道具を迅速にテレビ局に提供。 |
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渡邉晃(わたなべ・あきら)
太田記念美術館主幹学芸員
1976年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程芸術学研究科修了。博士(芸術学)。浮世絵を中心とする近世日本美術史、出版文化史を研究。太田記念美術館にて「没後150年記念歌川国貞」(2014)「生誕290年記念 勝川春章」(2016)などの展覧会を担当。他にサントリー美術館「歌舞伎江戸の芝居小屋」(2013)企画協力など。著書に『謎解き浮世絵叢書 三代豊国・広重 双筆五十三次』(二玄社)、『江戸の悪』『江戸の女装と男装』(青幻舎)ほか。国立劇場歌舞伎公演プログラム「資料展示室」構成・執筆(2011年度~)。 |
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小林昌廣(こばやし・まさひろ)
情報科学芸術大学院大学教授
1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程満期退学。京都造形芸術大学教授を経て、現在情報科学芸術大学院大学教授。 專門は、医療人類学・医学概論・表象文化論・古典芸能研究など。おもな著書に『病いの現在形』『「医の知」の対話』『臨床する芸術学』『伝統芸能ことはじめ』(近刊)など。 全国で歌舞伎、能楽、落語についての講座や講演を数多くもつ。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。 |
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木ノ下裕一(きのした・ゆういち)
木ノ下歌舞伎 主宰
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『黒塚』『心中天の網島』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『東海道四谷怪談—通し上演—』など。 2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。 |