監修|木ノ下裕一
総合演出|杉原邦生
特別出演|茂山童司
作品解説
木ノ下歌舞伎による、見たこともない〈動く〉博物館。
敬して遠ざけない、古典芸能の遊びかた。
京都を拠点に、歌舞伎の演目を現代の視点で捉え直してきた木ノ下歌舞伎。『義経千本桜』 『勧進帳』『菅原伝授手習鑑』といったおなじみの演目から、『摂取合邦辻』などで名を残す浄瑠璃作者・菅専助をクローズアップした連続企画まで、主宰・木ノ下裕一の指針に基づいて、演目ごとにさまざまな演出家を起用しながら上演を果たしてきた。 『三番叟』は、2008、12 年にも、木ノ下裕一監修、杉原邦生演出で上演され、13 年には海外公演も実現した人気のダンス作品。再演するごとに更新を続けて、木ノ下歌舞伎の躍 進を計る格好の演目になっている。さらに今回は、「三番叟」の歴史をたどる関連展示、 狂言師・茂山童司の舞も組み合わせるという、劇場全体を使ったツアー形式で体感できる スペシャルな企画。能から発して歌舞伎舞踊として成立した「三番叟」は、そもそも芝居 よりも神事に近い演目。その祝祭性はそのままに、木ノ下歌舞伎が SAMBASO の歴史に 新たな 1 ページを書き加える。
共同製作|KYOTO EXPERIMENT
舞台写真
©清水俊洋
上演記録
初演
会場/日程 | 京都芸術劇場 春秋座/2013年10月12日・13日〈全4公演〉 [KYOTO EXPERIMENT2013] |
木ノ下歌舞伎『三番叟』 | |
原案・監修|木ノ下裕一
演出・美術|杉原邦生
出演|芦谷康介、京極朋彦、竹内英明
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木ノ下歌舞伎ミュージアム開館記念式典 | |
出演|殿井歩、中川敬造、橋本裕介、小川彪雄、田中賢一 | |
スタッフ | 照明|魚森理恵、檜木順子 音響|齋藤学 映像|須藤崇規 衣装|清川敦子 演出部|楠海緒、南風盛もえ 美術助手|濱田真輝 グラフィック製作|株式会社ゴードー 舞台監督|大鹿展明 文芸|関亜弓、稲垣貴俊 宣伝写真|堀川高志 宣伝美術|天野史朗 制作|本郷麻衣 |
特別協力 | 茂山狂言会 |
協力 | (株)童司カンパニー、瀬戸左門、堀田茉央 |
製作 | 木ノ下歌舞伎 |
共同製作 | KYOTO EXPERIMENT |
主催 | KYOTO EXPERIMENT |