補綴・演出|木ノ下裕一
作品解説
説教節「しんとく丸」、能の「弱法師」、そして寺山修司と岸田理生による「身毒丸」で有名な〈俊徳丸伝説〉を下敷にした作品。
「義理の息子・俊徳に恋をし、どこまでも追いかける玉手御前」「ライ病に侵され醜い姿となってしまう俊徳」、そして超現実的な結末。現在の私たちのリアルとは異なるリアルの地平を持つこの作品を、〈父〉の不在と〈女〉の叛乱として描いた。
舞台写真
©竹崎博人
初演
会場|アトリエ劇研
日程|2008年12月19日〜21日
作|菅専助・若竹笛躬