田口章子著『江戸時代の歌舞伎役者』(雄山閣出版)

books_banner

「木ノ下裕一オススメの古典芸能にまつわる本を紹介する企画。
いま読むべき一冊を木ノ下が一言で紹介します!」
(第一回から第二十回はビギナー必見!入門書特集)

江戸の歌舞伎界へタイムスリップ!

田口章子著『江戸時代の歌舞伎役者』(雄山閣出版)

江戸時代の歌舞伎役者がどのような生活を送っていたのか、給料の額は?プライベートは?稽古の様子は?それらを、まるでルポのように生き生きとした文体でえがき出されています。「きっと著者は、タイムマシンを隠し持っているに違いない!」。そうとしか思えない本です!