木ノ下歌舞伎『黒塚』

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監修・補綴|木ノ下裕一

木ノ下裕一   木ノ下裕一 Yuichi Kinoshita|木ノ下歌舞伎
1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時にその日から独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代 の舞台芸術を学び、古典演目上演の演出や監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。2010年度から3カ年継続プロジェクトとして「京都×横浜プロジェク ト」を実施し2012年7月には『義経千本桜』の通し上演を成功させるなど、意欲的に活動を展開している。
主な演出作品に2009年『伊達娘恋緋鹿子』(F/T09秋「演劇/大学09秋」)など。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
創造支援公募プログラム坂あがりスカラシップ(2011年度・2012年度)対象者。
急な坂スタジオサポートアーティスト(2013年度〜)。
2014年度セゾン文化財団ジュニア・フェロー。
京都造形芸術大学大学院卒業。現在博士論文執筆中。研究テーマは「武智歌舞伎論~近代における歌舞伎新演出について」。

演出・美術|杉原邦生

杉原邦夫   杉原邦生 Kunio Sugihara|KUNIO/木ノ下歌舞伎
1982年9月28日生まれ。東京出身、神奈川県茅ケ崎育ち。演出家、舞台美術家。
EXILEファンクラブEX FAMILY 会員。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科在籍中より、演出・舞台美術を中心に活動。主な演出作品に、KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』(2011/作:トニー・クシュナー)、KUNIO10『更地』(2012/作:太田省吾)、KUNIO11『ハムレット』(2014/作:ウィリアム・シェイクスピア)など。
木ノ下歌舞伎には、『yotsuya-kaidan』(2005/作:鶴屋南北)の演出をきっかけに企画にも参加し、これまでに8作品を演出。また、こまばアゴラ劇場が主催する舞台芸術フェスティバル<サミット>ディレクターに2008年より2年間就任、2010年から2012年までKYOTO EXPERIMENTフリンジ企画のコンセプトを務めるなど、持ち前の「お祭好き」精神で活動の幅を広げている。


出演|大柿友哉 北尾 亘 武谷公雄 夏目慎也 福原 冠

>>俳優プロフィール一覧


大柿友哉 Yuya Ogaki|害獣芝居
1988年2月24日生まれ。群馬県出身。
所属劇団にて寺山修司作品や岸田理生作品に出演する一方、様々な舞台作品にも客演。自転車をこよなく、という程ではないが愛しており、都内の移動はもっぱら自転車である。主な出演作品は害獣芝居『火學お七』(2009/演出:浅沼ゆりあ)、ままごと『わが星』(2009/演出:柴幸男)、範宙遊泳『労働です』(2011/演出:山本卓卓)、パラドックス定数『HIDE AND SEEK』(2012/演出:野木萌葱)、劇団競泳水着『すべての夜は朝へと向かう』(2012/演出:上野友之)他。

北尾 亘 Wataru Kitao|Baobab
1987年6月1日生まれ。兵庫県出身。Baobab主宰。
幼少より舞台芸術に深く携わり、ダンス・演劇に幅広く触れる。2006年桜美林大学入学以降、コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。近藤良平作品にも出演。俳優として、鐘下辰男・中屋敷法仁・山本卓卓 演出作品ほか多くの作品に出演。
自身が主宰するダンスカンパニーBaobabでは、振付・構成・演出を担い、「KYOTO EXPERIMENT 2013」公式プログラム参加など、単独公演に留まらず関東以外にも活動の幅を広げている。
近年では柿喰う客・ロロ・悪い芝居等の演劇作品への振付、WS講師やクラブイベントでのパフォーマンスなど活動は多岐に渡る。
※TOYOTA コレオグラフィーアワード2012オーディエンス賞 受賞

武谷公雄 Kimio Taketani
1979年12月16日生まれ。大分県出身。
1999年早稲田大学劇団森に参加。退団後、保険会社勤務などを経て2007年よりフリーで演劇活動再開。最近では神里雄大(岡崎藝術座)作品の常連。主な出演作に、岡崎藝術座『隣人ジミーの不在』(2012)『アンティゴネ/寝盗られ宗介』(2012)他、てがみ座『光る河』(2010/演出:射延憲児)、toi『あっこのはなし』(2012/演出:藤田貴大)、五反田団『新年工場見学会2014』、サンプル『シフト』(2014/演出:松井周)、範宙遊泳『インザマッド(ただし太陽の下)』(2014/演出:山本卓卓)など。
木ノ下歌舞伎作品には『三人吉三』(2013/演出:杉原邦生)に出演。
※『黒塚』初演時にCorich舞台芸術まつり!2013春にて俳優賞受賞。

夏目慎也 Shinya Natsume|東京デスロック
1975年1月27日生まれ。愛知県出身。
中京大学在学中に演劇活動をはじめる。卒業後上京、2001年、多田淳之介と「東京デスロック」を旗揚げ。以降全ての作品に出演。旗揚げと時を同じくして若年性薄毛症が発病する。現在完治したが、同時に中年性薄毛症が発病している。うだつが上がらない、気が小さい、器が小さい等、これまでの生き様が反映された演技と個性的な外観で常に観客の目を引く。近年の主な出演作に、キラリふじみ・レパートリー『奴婢訓』(2014/演出:多田淳之介)、Doosan Art Center+東京デスロック+第12言語演劇スタジオ『가모메 カルメギ』(2014/演出:多田淳之介)など。

福原 冠 Kan Fukuhara|範宙遊泳
1985年生まれ。神奈川県出身。プリッシマ所属。
明治大学文学部演劇学専攻卒業後、次世代の演劇を担う若きカンパニーにいずれも主要な役どころで立て続けに出演。主な出演作に、悪い芝居『キャッチャーインザ闇』(2013/演出:山崎彬)、範宙遊泳『うまれてないからまだしねない』(2014/演出:山本卓卓)、KUNIO11『ハムレット』(2014/演出:杉原邦生)、冨士山アネット/Manos.『醜い男』(2014/演出:長谷川寧)、FUKAIPRODUCE羽衣『よるべナイター』(2014/演出:糸井幸之介、深井順子)がある。
木ノ下歌舞伎作品には『勧進帳』(2010/演出:杉原邦生)に出演。


照明|中山奈美
音響|星野大輔
衣裳|藤谷香子
振付|白神ももこ
文芸|関 亜弓
補綴助手|稲垣貴俊
演出助手|岩澤哲野
舞台監督|鈴木康郎、湯山千景
宣伝美術|天野史朗
特設サイト|加藤和也
制作|本郷麻衣

協力|KUNIO、害獣芝居、Baobab、台湾岡崎藝術座、東京デスロック、krei inc.、範宙遊泳、
プリッシマ、モモンガ・コンプレックス、サウンドウィーズ、FAIFAI(快快)、TEAM▷りびどー大戦争


助成|芸術文化振興基金、セゾン文化財団
セゾン文化財団セゾン文化財団


初演|急な坂スタジオプロデュース
CoRich舞台芸術まつり!2013春 グランプリ受賞公演
Corich 舞台芸術まつり!スポンサード公演